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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻6号

2015年05月発行

文献概要

特集 感染症診療 それ,ホント? 入院編

入院時に培養を提出せずにカルバペネム系薬などの広域抗菌薬を始めてしまった場合でも,de-escalationできるってホント?

著者: 小林勇仁12 中村造12

所属機関: 1東京医科大学病院感染制御部 2東京医科大学病院感染症科

ページ範囲:P.944 - P.946

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ポイント
●培養提出がなく起因菌が不明の場合も,さまざまな情報から起因菌を想定し,「ある程度の」de-escalationを行うことは可能である.
●状況によっては抗菌薬開始後でも,培養の再提出で起因菌を同定できることがある.
●各感染症における適切な治療効果判定を意識してフォローアップを行う.

参考文献

1)Alison G, et al:Clinical Practice Guideline for the Use of Antimicrobial Agents in Neutropenic Patients with Cancer;2010 Update by the Infectious Diseases Society of America. Clin Infect Dis 52:e56-93, 2011
3)Lipsky BA, et al:2012 Infectious Diseases Society of America clinical practice guideline for the diagnosis and treatment of diabetic foot infections. Clin Infect Dis 54:e132-173, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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