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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻6号

2015年05月発行

文献概要

特集 感染症診療 それ,ホント? 入院編

感染症があっても悪性疾患の化学療法を始めなければならないケースがあるってホント?

著者: 馬渡桃子1

所属機関: 1群馬大学医学部附属病院感染制御部

ページ範囲:P.958 - P.960

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ポイント
●感染症の治療をしている間に化学療法のタイミングを逃すことにならないか留意する.
●感染症,悪性腫瘍,宿主の免疫状態の3点からアセスメントを行う.
●抗腫瘍剤投与によって宿主の免疫状態が時期により異なることに留意する.
●最善の治療を行うには他科・他職種と連携しながら迅速な判断が必要である.

参考文献

1)Oken MM, et al:Toxicity and response criteria of the Eastern Cooperative Oncology Group. Am J Clin Oncol 5:649-655, 1982
2)野口瑛美,前田義治:治療前評価.岡元るみ子,佐々木常雄(編):がん化学療法副作用対策ハンドブック─副作用の予防・治療から,抗がん剤の減量・休薬の基準,pp 13-15,羊土社,2014
3)Donnelly JP, et al:Infections in the Immunocompromised Host;General Principles. Bennett JE, et al(edi):Mandell, Douglas, and Bennett's Principles and Practice of Infectious Diseases(8th ed), pp 3384-3394, Saunders, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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