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特集 心不全クロニクル—患者の人生に寄り添いながら診る 重症心不全に挑む 【非薬物治療の現状と展望】
体外式および植込み型補助人工心臓(VAD)
著者: 平澤憲祐1 藤原立樹2 磯部光章1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院循環器内科 2東京医科歯科大学医学部附属病院心臓血管外科
ページ範囲:P.1133 - P.1137
文献購入ページに移動●移植法改正後の心臓移植は増加しているが,待機期間は非常に長く補助人工心臓(VAD)の果たす役割は大きい.
●わが国では現在4種類の植込み型VADが保険償還され,臨床使用されている.
●VADの外来管理は機器の管理,ドライブライン・創部の管理,血栓・出血対策と患者に対する指導が中心となる.
●わが国では植込み型VADの使用はbridge to transplant(BTT)に限定されており,今後destination therapy(DT)としての使用も期待されるが,適応に関しては慎重な検討が必要である.
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