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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻8号

2015年07月発行

文献概要

特集 自信がもてる頭痛診療 頭痛診断の実際

問診の重要性と診療コミュニケーションツール—頭痛の確定診断への最短コースは? 頭痛ダイアリーって?

著者: 竹島多賀夫1

所属機関: 1富永病院神経内科・頭痛センター

ページ範囲:P.1250 - P.1253

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ポイント
●頭痛問診は,①二次性頭痛の診断・除外,②一次性頭痛のタイプ判定の順に行う.
●頭痛問診票は一次性頭痛の詳細把握に有用である.
●片頭痛は生活の支障度が高いので,片頭痛の有無の診断が重要である.片頭痛のスクリーナーが開発されている.
●頭痛診断や治療経過の判定に頭痛ダイアリーが有用である.

参考文献

1)慢性頭痛の診療ガイドライン作成委員会(編),日本神経学会・日本頭痛学会(監):慢性頭痛の診療ガイドライン2013,I-2 一次性頭痛と二次性頭痛はどう鑑別するか,pp 6-8,医学書院,2013
2)竹島多賀夫:迷わない! 見逃さない! 頭痛診療の極意,丸善出版,2014
3)Lipton RB, et al:A self-administered screener for migraine in primary care;The ID Migraine(TM)validation study. Neurology 61:375-382, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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