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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻8号

2015年07月発行

文献概要

特集 自信がもてる頭痛診療 まずは見逃してはならない危険な二次性頭痛を診る

中枢神経感染症による頭痛を見逃さないためには?

著者: 山﨑薫1 菱田良平1

所属機関: 1東京医科大学茨城医療センター神経内科

ページ範囲:P.1272 - P.1275

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ポイント
●発熱や炎症所見を伴う頭痛は,必ず髄膜炎を念頭に置く.
●炎症所見を伴う持続性の中等度以上の頭痛で,体動による増悪あるいはJolt accentuation陽性例は髄膜炎を疑う.
●髄膜炎の可能性が少しでも疑われたら,直ちに腰椎穿刺を実施する必要がある.

参考文献

1)日本頭痛学会・国際頭痛分類委員会(訳):国際頭痛分類第3版(beta版),医学書院,2014
2)Thomas KE, et al:The diagnostic accuracy of Kernig's sign, Brudziński's signs and nuchal rigidity in adults with suspected meningitis. Clin Infect Dis 35:46-52, 2002
3)Uchihara T, et al:Jolt accentuation of headache;The most sensitive sign of CSF pleocytosis. Headache 31:167-171, 1991

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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