文献詳細
特集 自信がもてる頭痛診療
なんといっても頻度の高い一次性頭痛を診る 【片頭痛】
文献概要
ポイント
●予防療法の適応となるのは,頭痛発作の頻度が高い場合,低頻度でも重症度が高い場合,急性期治療薬の効果が不十分か有害事象や禁忌で使用できない場合である.
●頻用される薬剤は,塩酸ロメリジン,アミトリプチリン,プロプラノロール,バルプロ酸である.
●いずれの薬剤も少量より開始し,有害事象がないことを確認しながら効果発現まで増量する.
●いずれの予防薬も効果発現に2〜3カ月を要する.
●予防療法の適応となるのは,頭痛発作の頻度が高い場合,低頻度でも重症度が高い場合,急性期治療薬の効果が不十分か有害事象や禁忌で使用できない場合である.
●頻用される薬剤は,塩酸ロメリジン,アミトリプチリン,プロプラノロール,バルプロ酸である.
●いずれの薬剤も少量より開始し,有害事象がないことを確認しながら効果発現まで増量する.
●いずれの予防薬も効果発現に2〜3カ月を要する.
参考文献
1)Tatsuoka Y:Headache in a Japanese secondary care setting;Comparison with diagnosis prior to attendance and analysis of referral pathway. Headache Care 2:145-149, 2005
2)日本神経学会・日本頭痛学会(監),慢性頭痛の診療ガイドライン作成委員会(編):慢性頭痛の診療ガイドライン2013,p 150,医学書院,2013
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