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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻8号

2015年07月発行

文献概要

特集 自信がもてる頭痛診療 なんといっても頻度の高い一次性頭痛を診る 【緊張型頭痛】

緊張型頭痛の診断と治療—どこまでが緊張型頭痛なのか

著者: 大熊壮尚12 北川泰久1

所属機関: 1東海大学医学部付属八王子病院神経内科 2現 東海大学医学部付属病院

ページ範囲:P.1310 - P.1314

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ポイント
●緊張型頭痛では,主に頻発反復性緊張型頭痛や慢性緊張型頭痛が治療対象となる.
●慢性緊張型頭痛と慢性片頭痛の鑑別は重要である.
●治療は急性期(頓挫)治療と予防治療に大別され,薬物療法と非薬物療法を適宜選択する.

参考文献

1)日本頭痛学会・国際頭痛分類委員会(訳):国際頭痛分類,第3版beta版(日本語版第2版),医学書院,2014
2)日本神経学会・日本頭痛学会(監),慢性頭痛の診療ガイドライン作成委員会(編):慢性頭痛の診療ガイドライン2013,医学書院,2013
3)Yu S, et all:Update of chronic tension-type headache. Curr Pain Headache Rep 19:469-476, 2015
4)Chris D V, et al:Peripheral interleukin-1β levels are elevated in chronic tension-type headache patients. Pain Res Manag 18:301-306, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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