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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻8号

2015年07月発行

文献概要

特集 自信がもてる頭痛診療 なんといっても頻度の高い一次性頭痛を診る 【群発頭痛】

群発頭痛の病態・治療—治療の実際とノウハウは?

著者: 今井昇1

所属機関: 1静岡赤十字病院神経内科

ページ範囲:P.1316 - P.1318

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ポイント
●群発頭痛は,一側の三叉神経領域の短時間持続激痛発作に同側の自律神経症状を伴うことを特徴とする.
●典型的なパターンでは,1〜2時間の頭痛発作が1〜2回/日,1〜2カ月間出現する.
●急性期治療はスマトリプタン皮下注か純酸素吸入を,予防療法はベラパミル,ステロイドを用いる.

参考文献

1)Imai N, et al:Clinical profile of cluster headaches in Japan;Low prevalence of chronic cluster headache, and uncoupling of sense and behaviour of restlessness. Cephalalgia 31:628-633, 2011
2)日本頭痛学会・国際頭痛分類委員会(訳):国際頭痛分類,第3版beta版,医学書院,2014
3)日本神経学会・日本頭痛学会(監),慢性頭痛の診療ガイドライン作成委員会(編):慢性頭痛の診療ガイドライン2013,医学書院,2013
4)Nesbitt AD, et al:Initial use of a novel noninvasive vagus nerve stimulator for cluster headache treatment. Neurology 84:1-5, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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