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文献概要
特集 自信がもてる頭痛診療 さまざまな二次性頭痛を診る
顎関節症と頭痛
著者: 和嶋浩一1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部歯科口腔外科学教室
ページ範囲:P.1341 - P.1343
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●顎関節症による頭痛は,歯科領域,頭痛領域において正式に分類されている.
●顎関節症の疼痛症状としての顎関節痛,咀嚼筋痛が,頭痛のもととなっている.
●診断においては,下顎を随意的,他動的に動かすことにより疼痛を誘発させ,頭痛が生ずるか診査する.
●咬筋,側頭筋を約1〜2kgの力で5秒程度圧迫して,頭痛が誘発されないか診査する.
●顎関節症による頭痛は,歯科領域,頭痛領域において正式に分類されている.
●顎関節症の疼痛症状としての顎関節痛,咀嚼筋痛が,頭痛のもととなっている.
●診断においては,下顎を随意的,他動的に動かすことにより疼痛を誘発させ,頭痛が生ずるか診査する.
●咬筋,側頭筋を約1〜2kgの力で5秒程度圧迫して,頭痛が誘発されないか診査する.
参考文献
1)日本頭痛学会・国際頭痛分類委員会(訳):国際頭痛分類,第3版beta版,医学書院,2014
2)Schiffman E, et al:Diagnostic criteria for temporomandibular disorders(DC/TMD)for clinical and research applications;Recommendations of the international RDC/TMD consortium network and orofacial pain special interest group. J Oral Facial Pain Headache 28:6-27, 2014
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