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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻8号

2015年07月発行

文献概要

特集 自信がもてる頭痛診療 さまざまな二次性頭痛を診る

顎関節症と頭痛

著者: 和嶋浩一1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部歯科口腔外科学教室

ページ範囲:P.1341 - P.1343

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ポイント
●顎関節症による頭痛は,歯科領域,頭痛領域において正式に分類されている.
●顎関節症の疼痛症状としての顎関節痛,咀嚼筋痛が,頭痛のもととなっている.
●診断においては,下顎を随意的,他動的に動かすことにより疼痛を誘発させ,頭痛が生ずるか診査する.
●咬筋,側頭筋を約1〜2kgの力で5秒程度圧迫して,頭痛が誘発されないか診査する.

参考文献

1)日本頭痛学会・国際頭痛分類委員会(訳):国際頭痛分類,第3版beta版,医学書院,2014
2)Schiffman E, et al:Diagnostic criteria for temporomandibular disorders(DC/TMD)for clinical and research applications;Recommendations of the international RDC/TMD consortium network and orofacial pain special interest group. J Oral Facial Pain Headache 28:6-27, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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