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特集 自信がもてる頭痛診療 頭痛をめぐるトピックス
妊娠・授乳期と頭痛—安全な頭痛治療とは?
著者: 五十嵐久佳1
所属機関: 1富士通クリニック頭痛外来
ページ範囲:P.1356 - P.1359
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●患者にきちんと治療についての説明を行い,不安感を軽減する.
●薬剤は妊娠週数により危険度が異なる.
●急性期治療薬は適切に用いれば,妊娠・授乳期にも使用できる.
●妊娠・授乳期の予防療法は非薬物療法を原則とする.
●妊婦・授乳婦への薬剤投与は必要最少量とする.
●患者にきちんと治療についての説明を行い,不安感を軽減する.
●薬剤は妊娠週数により危険度が異なる.
●急性期治療薬は適切に用いれば,妊娠・授乳期にも使用できる.
●妊娠・授乳期の予防療法は非薬物療法を原則とする.
●妊婦・授乳婦への薬剤投与は必要最少量とする.
参考文献
1)伊藤真也,村島温子(編):薬物治療コンサルテーション─妊娠と授乳,南山堂,2010
2)MacGregor EA:Migraine in pregnancy and lactation;A clinical review. J Fam Plann Reprod Health Care 33:83-93, 2007
3)五十嵐久佳:妊娠中,授乳中の片頭痛患者の治療はどうするか.岡本幸市,他(編):EBM神経疾患の治療2009-2010,pp 624-628,中外医学社,2009
4)日本神経学会・日本頭痛学会(監),慢性頭痛の診療ガイドライン作成委員会(編):慢性頭痛の診療ガイドライン2013,医学書院,2013
5)Sances G, et al:Course of migraine during pregnancy and postpartum;A prospective study. Cephalalgia 23:197-205, 2003
6)独立行政法人国立成育医療研究センター:ママのためのお薬情報 http://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/druglist.html#1
7)Amecican Academy of Pediatrics Committee on Drugs:The transfer of drugs and other chemicals into human milk. Pediatrics 108:776-789, 2001
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