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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻9号

2015年08月発行

文献概要

特集 外来で出会う呼吸器common疾患 呼吸器系の身体診察と外来で行える検査法

呼吸器系の身体診察—視診・触診・打診・聴診

著者: 原永修作1 藤田次郎1

所属機関: 1琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科学(第一内科)

ページ範囲:P.1466 - P.1469

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ポイント
●呼吸器疾患では,胸部以外にも口腔・咽頭,頸部〜鎖骨上,四肢末梢において視診・触診・打診・聴診を併用して所見をとらえることが重要である.
●副呼吸筋の活動亢進や鎖骨上窩陥凹などの所見から,呼吸機能低下の予測が可能である.
●聴診では正常呼吸音,呼吸音異常および呼吸副雑音を上下左右の差に注意して聴くことが重要である.

参考文献

1)須藤 博,他(監訳):サパイラ─身体診察のアートとサイエンス(原書第4版),医学書院,2013
2)宮城征四郎:呼吸器のフィジカル診断.宮城征四郎,徳田安春(編):疾患を絞り込む・見抜く! 身体所見からの臨床診断,pp133-145,羊土社,2009
3)Willis GC(著),松村理司(監訳):Dr.ウィリス ベッドサイド診断─病歴と身体診察でここまでわかる!,医学書院,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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