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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻9号

2015年08月発行

特集 外来で出会う呼吸器common疾患

呼吸器系の身体診察と外来で行える検査法

肺機能検査—スパイロメトリーの適応と評価

著者: 橋本修1

所属機関: 1日本大学医学部内科学系呼吸器内科学分野

ページ範囲:P.1476 - P.1481

文献概要

ポイント
●肺機能検査(スパイロメトリー)の目的は,咳・痰・呼吸困難などの症状を訴える疾患の診断と鑑別であるが,自覚症状が乏しい,あるいは症状を訴えない慢性呼吸器疾患の発見と診断にも有用である.
●%肺活量(%VC)と1秒率(FEV1.0%)の値から,拘束性換気障害と閉塞性換気障害に分類される.
●拘束性換気障害は肺・胸郭の拡張性が障害される病態,閉塞性換気障害は気道の閉塞機転により気流が障害される病態である.

参考文献

1)日本呼吸器学会肺生理専門委員会(編):呼吸機能検査ガイドライン─スパイロメトリー,フローボリューム曲線,肺拡散能力,メディカルレビュー社,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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