文献詳細
特集 外来で出会う呼吸器common疾患
呼吸器系の身体診察と外来で行える検査法
文献概要
ポイント
●肺機能検査(スパイロメトリー)の目的は,咳・痰・呼吸困難などの症状を訴える疾患の診断と鑑別であるが,自覚症状が乏しい,あるいは症状を訴えない慢性呼吸器疾患の発見と診断にも有用である.
●%肺活量(%VC)と1秒率(FEV1.0%)の値から,拘束性換気障害と閉塞性換気障害に分類される.
●拘束性換気障害は肺・胸郭の拡張性が障害される病態,閉塞性換気障害は気道の閉塞機転により気流が障害される病態である.
●肺機能検査(スパイロメトリー)の目的は,咳・痰・呼吸困難などの症状を訴える疾患の診断と鑑別であるが,自覚症状が乏しい,あるいは症状を訴えない慢性呼吸器疾患の発見と診断にも有用である.
●%肺活量(%VC)と1秒率(FEV1.0%)の値から,拘束性換気障害と閉塞性換気障害に分類される.
●拘束性換気障害は肺・胸郭の拡張性が障害される病態,閉塞性換気障害は気道の閉塞機転により気流が障害される病態である.
参考文献
1)日本呼吸器学会肺生理専門委員会(編):呼吸機能検査ガイドライン─スパイロメトリー,フローボリューム曲線,肺拡散能力,メディカルレビュー社,2004
掲載誌情報