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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻9号

2015年08月発行

文献概要

特集 外来で出会う呼吸器common疾患 呼吸器系の外来治療総論

抗菌薬—何をどう使うか

著者: 梅木健二1 門田淳一1

所属機関: 1大分大学医学部呼吸器・感染症内科学講座

ページ範囲:P.1510 - P.1513

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ポイント
●気道感染は,上気道炎,気管支炎,肺炎などに分類され,問診および身体診察が重要である.
●急性上気道炎に対する抗菌薬の使用は制限すべきであるが,「killer sore throat」である5疾患を忘れてはならない.
●慢性呼吸器病変の二次感染は,緑膿菌感染のリスクを念頭にキノロン系薬を使用する.
●市中肺炎の軽症および中等症の一部は外来治療が可能であるが,ニューキノロン系薬の頻用は控えるべきである.
●医療・介護関連肺炎は耐性菌保有リスクがあるものの,A群では外来治療が可能である.

参考文献

1)日本呼吸器学会呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会(編):成人気道感染症診療の基本的考え方,日本呼吸器学会,2003
2)日本呼吸器学会呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会(編):成人市中肺炎診療ガイドライン,日本呼吸器学会,2007
3)日本呼吸器学会医療・介護関連肺炎(NHCAP)診療ガイドライン作成委員会(編):医療・介護関連肺炎(NHCAP)診療ガイドライン,日本呼吸器学会,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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