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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻9号

2015年08月発行

文献概要

特集 外来で出会う呼吸器common疾患 呼吸器系のcommon疾患

市中肺炎—外来での対応と入院の適応

著者: 今村圭文1 河野茂2

所属機関: 1長崎大学病院第二内科 2長崎大学

ページ範囲:P.1549 - P.1552

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ポイント
●肺炎の症状として典型的なもの(発熱,咳嗽,喀痰,呼吸苦など)だけでなく,倦怠感,食欲低下などにも注意する.
●重症度分類(A-DROP)により,軽症患者あるいは全身状態が良好な中等症患者は外来治療が可能である.
●治療開始前に原因菌の検索に努める.原因菌が不明の場合は細菌性肺炎と非定型肺炎を鑑別し,前者にはペニシリン系薬,後者にはマクロライド系薬による治療を原則とするが,高齢者や基礎疾患を有する患者にはレスピラトリーキノロン系薬による治療を考慮する.

参考文献

1)日本呼吸器学会呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会(編):成人市中肺炎診療ガイドライン,日本呼吸器学会,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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