文献詳細
文献概要
特集 外来で出会う呼吸器common疾患 呼吸器系のcommon疾患
間質性肺炎—外来での管理法と紹介のタイミング
著者: 杉野圭史1 本間栄1
所属機関: 1東邦大学医学部内科学講座呼吸器内科学分野
ページ範囲:P.1562 - P.1564
文献購入ページに移動●一部の間質性肺炎は,特発性・二次性を問わず,進行性あるいは急速に悪化し致死的な状況に至るため,間質性肺炎に特徴的な自・他覚所見,検査所見が認められた際は,できるだけ速やかに専門医に相談・紹介するべきである.
●慢性線維化型間質性肺炎,特に特発性肺線維症(IPF)患者においては,経過中に肺高血圧症,原発性肺癌,急性増悪等を合併することが多く,注意が必要である.
●間質性肺炎の病型・重症度・進行度によって治療内容が異なるため,専門医療機関での精査および治療が必要である.
参考文献
掲載誌情報