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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻9号

2015年08月発行

文献概要

特集 外来で出会う呼吸器common疾患 呼吸器系のcommon疾患

肺癌—外来化学療法と緩和医療

著者: 弦間昭彦1 武内進1

所属機関: 1日本医科大学大学院医学研究科呼吸器内科学分野

ページ範囲:P.1579 - P.1583

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ポイント
●エビデンスを有する標準治療を外来で安全に行うことが重要である.
●利便性のために有効性を犠牲にすべきではない.
●外来化学療法は医療者と患者の連携プレーがキーポイントである.
●緩和医療は積極的治療と同時に開始するべきものである.
●外来で患者の苦痛を緩和することが肺癌治療の成功の秘訣である.

参考文献

1)Tiseo M,et al:Short hydration regimen and nephrotoxicity of intermediate to high-dose cisplatin-based chemotherapy for outpatient treatment in lung cancer and mesothelioma.Tumori 93:138-144,2007
2)日本肺癌学会(編):EBMの手法による肺癌診療ガイドライン(2014年版),金原出版,2014
3)Temel JS, et al:Early palliative care for patients with metastatic non-small-cell lung cancer. N Engl J Med 363:733-742, 2010
4)日本緩和医療学会 緩和医療ガイドライン委員会(編):がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2014年版),金原出版,2012
5)日本緩和医療学会 緩和医療ガイドライン作成委員会(編):がん患者の呼吸器症状の緩和に関するガイドライン(2011年版),金原出版,2011
1)弦間昭彦(編):肺癌化学療法レジメン─実践と工夫,中外医学社,2013
2)武内 進,酒井 洋:肺癌の外来管理.貫和敏博,他(編):呼吸器疾患─最新の治療2010-2012,南江堂,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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