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連載 あたらしいリウマチ・膠原病診療の話・5
皮膚症状へのアプローチ—リウマチ性疾患の「画像診断」のために
著者: 萩野昇1
所属機関: 1帝京大学ちば総合医療センター 血液・リウマチ内科
ページ範囲:P.1610 - P.1616
文献購入ページに移動内科医(皮膚科非専門医)に向けた「皮膚科診療」の本は数多(あまた)ある.多くは類似した構成で,「内科疾患の名称(例:糖尿病)〜その疾患で認められる皮膚症状の典型例の写真いくつか〜鑑別を要する病態・“内科医が行ってもよい”治療の列挙」が主な内容であることが多い.
しかし,残念ながら,それらの「皮膚科診療」の本を実臨床に応用させることは時として困難である.皮膚科アトラスは常に重要だが,アトラスに掲載された写真は「代表格」であり,そのような「代表格」の所見に出会う機会自体が多くない(図1).
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