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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻1号

2016年01月発行

文献概要

特集 糖尿病治療薬Update—適正使用に向けて 1型糖尿病への対応

頻回注射法(MDI)と持続皮下インスリン注入療法(CSII)の利点・欠点

著者: 村田敬1

所属機関: 1国立病院機構京都医療センター糖尿病センター

ページ範囲:P.106 - P.108

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ポイント
●MDIは,インスリンを確実に投与できるという利点を有するが,暁現象への対応が難しく,低血糖時にインスリンを減量できない欠点がある.
●CSIIには,きわめて柔軟にインスリン投与量調節できる利点があるが,MDIより医療費が高額で,注入回路の閉塞・液漏れなどによりケトアシドーシスを起こすリスクを伴う欠点がある.

参考文献

1)The Diabetes Control and Complications Trial Research Group:The effect of intensive treatment of diabetes on the development and progression of long-term complications in insulin-dependent diabetes mellitus. N Engl J Med 329:977-986, 1993
2)小林哲郎,難波光義(編):インスリンポンプ療法マニュアル改訂,第2版,南江堂,2014
3)村田 敬:この1冊でカーボカウント・インスリンポンプ・CGMがわかる! 糖尿病3Cワークブック,中山書店,2013
4)Kaufman FR(著),雨宮 伸・難波光義(監訳):インスリンポンプとCGM—糖尿病をうまく管理するためのガイド,医歯薬出版,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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