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書評
—福井次矢,奈良信雄 編—内科診断学 第3版
著者: 徳田安春1
所属機関: 1臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄
ページ範囲:P.1555 - P.1555
文献購入ページに移動 「医学」を意味する“Medicine”には,「内科」という意味もあります.将来専攻する基本領域にかかわらず,すべての医師には,“Medical Diagnosis”すなわち「内科診断学」の学習が勧められます.医学生や初期研修医にとっては,内科診断学は医療面接や診察法を行う基礎となる学問であり,各論的な症候学と合わせて,最も重要な臨床医学の学ぶべき領域となります.
さらには,新しい内科専門研修を専攻する医師には,将来のサブスペシャリティー診療科の種類にかかわらず,総合(一般)内科的な知識の習得と経験が求められており,内科診断学は研修目標のコアとなるでしょう.また,総合診療専門研修を専攻する医師にとっても,病院総合や家庭医療のいずれを選択するにせよ,多くの内科系疾患の初期診断過程にかかわることから,内科診断学を学ぶことが必須です.
さらには,新しい内科専門研修を専攻する医師には,将来のサブスペシャリティー診療科の種類にかかわらず,総合(一般)内科的な知識の習得と経験が求められており,内科診断学は研修目標のコアとなるでしょう.また,総合診療専門研修を専攻する医師にとっても,病院総合や家庭医療のいずれを選択するにせよ,多くの内科系疾患の初期診断過程にかかわることから,内科診断学を学ぶことが必須です.
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