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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻11号

2016年10月発行

文献概要

特集 主治医として診る高血圧診療 Overview

初診時のポイント—何を聞き,何を診て,何を調べるか?

著者: 大蔵隆文1

所属機関: 1愛媛大学大学院医学系研究科循環器・呼吸器・腎高血圧内科学

ページ範囲:P.1708 - P.1711

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ポイント
●二次性高血圧や高血圧性臓器障害を示唆する所見はないかを考えながら,問診や診察を行う.
●一般検査以外の特殊検査として,個人の心血管リスクの総合評価と二次性高血圧の診断につながる検査を検討する場合は,費用対効果を考慮して行う.
●臓器障害評価の特殊検査として,心エコー,頸動脈エコー,頭部MRI検査などがあり,各臓器において推奨される検査を適宜行う.

参考文献

1)日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2014,ライフサイエンス出版,2014
2)Pedrosa RP, et al:Obstructive sleep apnea;The most common secondary cause of hypertension associated with resistant hypertension. Hypertension 58:811-817, 2011
3)Wikström AK, et al:The risk of maternal ischaemic heart disease after gestational hypertensive disease. BJOG 112:1486-1491, 2005
4)日本腎臓学会(編):エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013,東京医学社,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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