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特集 主治医として診る高血圧診療 再診診療と血圧測定
再診時に必要な身体所見と問診
著者: 栗田康生12
所属機関: 1国際医療福祉大学大学院特定行為看護師養成分野 2三田病院心臓血管センター
ページ範囲:P.1716 - P.1719
文献購入ページに移動●起床時血圧は毎回確認し,仮面高血圧を見落とさないようにする.
●心電図,蛋白尿などを数回に1度は確認し,臓器障害を見落とさないようにする.
●特に心電図での左室肥大,左房負荷所見は心房細動発症の予知に有用である.
●心房細動時には,自動血圧計では血圧測定しにくいことをあらかじめ患者に伝え,心房細動など不整脈時の血圧測定には触診も併用する.
●抗凝固療法を要する心房細動では,より厳格な降圧調節が必要である.
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