文献詳細
特集 主治医として診る高血圧診療
血液,尿検査はどれくらいの頻度で何を診るべきか
文献概要
ポイント
●血糖コントロールの管理目標は,患者個々の病態・治療状況を考慮して,日本糖尿病学会のガイドラインに基づき,HbA1c値を用いて定める.
●脂質管理は,患者のリスクに応じて,日本動脈硬化学会のガイドラインに基づき,LDL-Cの目標値を設定する.
●尿アルブミンは,高血圧のみならず糖尿病性腎症早期発見マーカーとして有用である.
●血糖コントロールの管理目標は,患者個々の病態・治療状況を考慮して,日本糖尿病学会のガイドラインに基づき,HbA1c値を用いて定める.
●脂質管理は,患者のリスクに応じて,日本動脈硬化学会のガイドラインに基づき,LDL-Cの目標値を設定する.
●尿アルブミンは,高血圧のみならず糖尿病性腎症早期発見マーカーとして有用である.
参考文献
1)日本糖尿病学会(編):糖尿病治療ガイド2016-2017,文光堂,2016
2)International Expert Committee:International Expert Committee Report on the role of the A1c assay in the diagnosis of diabetes. Diabetes Care 32:1327-1334, 2009
3)日本動脈硬化学会(編):動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年度版,日本動脈硬化学会,2012
4)糖尿病性腎症合同委員会(2014):糖尿病性腎症病期分類2014の策定(糖尿病性腎症病期分類改定)について.日腎会誌56:547-552,2014
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