icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina53巻11号

2016年10月発行

文献概要

特集 主治医として診る高血圧診療 血液,尿検査はどれくらいの頻度で何を診るべきか

代謝異常合併症例

著者: 遠藤翔1 宮下和季1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科

ページ範囲:P.1734 - P.1737

文献購入ページに移動
ポイント
●血糖コントロールの管理目標は,患者個々の病態・治療状況を考慮して,日本糖尿病学会のガイドラインに基づき,HbA1c値を用いて定める.
●脂質管理は,患者のリスクに応じて,日本動脈硬化学会のガイドラインに基づき,LDL-Cの目標値を設定する.
●尿アルブミンは,高血圧のみならず糖尿病性腎症早期発見マーカーとして有用である.

参考文献

1)日本糖尿病学会(編):糖尿病治療ガイド2016-2017,文光堂,2016
2)International Expert Committee:International Expert Committee Report on the role of the A1c assay in the diagnosis of diabetes. Diabetes Care 32:1327-1334, 2009
3)日本動脈硬化学会(編):動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年度版,日本動脈硬化学会,2012
4)糖尿病性腎症合同委員会(2014):糖尿病性腎症病期分類2014の策定(糖尿病性腎症病期分類改定)について.日腎会誌56:547-552,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?