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特集 主治医として診る高血圧診療 血液,尿検査はどれくらいの頻度で何を診るべきか
CKD患者
著者: 吉賀正亨1 中野麗香1
所属機関: 1関西医科大学病態検査学
ページ範囲:P.1738 - P.1740
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●CKDは各種検査において腎障害が明らかで,糸球体濾過量(GFR)の低下で定義される.
●蛋白尿の存在が診断,病期分類のうえで重要である.
●糸球体濾過量はクレアチニンまたはシスタチンCを用いた推算糸球体濾過量(eGFR)が有用である.
●CKDは各種検査において腎障害が明らかで,糸球体濾過量(GFR)の低下で定義される.
●蛋白尿の存在が診断,病期分類のうえで重要である.
●糸球体濾過量はクレアチニンまたはシスタチンCを用いた推算糸球体濾過量(eGFR)が有用である.
参考文献
1)日本腎臓学会(編):CKD診療ガイド2012,東京医学社,2012
2)堀尾 勝:GFR推算式(eGFRcreatとeGFRcys)の臨床的意義.臨床病理63:259-264, 2015
3)島村芳子,他:AKI(急性腎障害),CKD(慢性腎臓病)の概念とバイオマーカー.日内会誌102:1092-1097, 2013
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