文献詳細
特集 主治医として診る高血圧診療
血液,尿検査はどれくらいの頻度で何を診るべきか
文献概要
ポイント
●CKDは各種検査において腎障害が明らかで,糸球体濾過量(GFR)の低下で定義される.
●蛋白尿の存在が診断,病期分類のうえで重要である.
●糸球体濾過量はクレアチニンまたはシスタチンCを用いた推算糸球体濾過量(eGFR)が有用である.
●CKDは各種検査において腎障害が明らかで,糸球体濾過量(GFR)の低下で定義される.
●蛋白尿の存在が診断,病期分類のうえで重要である.
●糸球体濾過量はクレアチニンまたはシスタチンCを用いた推算糸球体濾過量(eGFR)が有用である.
参考文献
1)日本腎臓学会(編):CKD診療ガイド2012,東京医学社,2012
2)堀尾 勝:GFR推算式(eGFRcreatとeGFRcys)の臨床的意義.臨床病理63:259-264, 2015
3)島村芳子,他:AKI(急性腎障害),CKD(慢性腎臓病)の概念とバイオマーカー.日内会誌102:1092-1097, 2013
掲載誌情報