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特集 主治医として診る高血圧診療 血液,尿検査はどれくらいの頻度で何を診るべきか
脳梗塞既往患者
著者: 長谷川浩1
所属機関: 1杏林大学高齢医学教室
ページ範囲:P.1742 - P.1744
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●脳梗塞既往患者は高血圧,糖尿病,脂質異常症などの生活習慣病を合併していることが多い.
●血液,尿検査の頻度は上記の疾患のコントロールに基づき決まっていくことになる.
●判断の参考とすべき診療ガイドラインは多岐にわたり,どのような病態の際にどのガイドラインに従うか判断することが非常に難しい.
●脳梗塞既往患者は高血圧,糖尿病,脂質異常症などの生活習慣病を合併していることが多い.
●血液,尿検査の頻度は上記の疾患のコントロールに基づき決まっていくことになる.
●判断の参考とすべき診療ガイドラインは多岐にわたり,どのような病態の際にどのガイドラインに従うか判断することが非常に難しい.
参考文献
1)日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2014,ライフサイエンス出版,2014
2)日本脳卒中学会脳卒中ガイドライン委員会(編):脳卒中治療ガイドライン2015,協和企画,2015
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4)日本糖尿病学会(編・著):糖尿病治療ガイド2016-2017,文光堂,2016
5)日本動脈硬化学会(編):動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版,2012
6)循環器病の診断と治療に関するガイドライン.循環器疾患における抗凝固・抗血小板療法に関するガイドライン(2009年改訂版)http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_hori_h.pdf(2016年7月閲覧)
7)循環器病の診断と治療に関するガイドライン.心房細動治療(薬物)ガイドライン(2013年改訂版).http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2013_inoue_h.pdf(2016年7月閲覧)
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10)Guidelines on oral anticoagulation;Third edition. Br J Haematol 101:374-387, 1998
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12)日本脳ドック学会脳ドックの新ガイドライン作成委員会:脳ドックのガイドライン2014,2014年 http://jsbd.jp/docguideline2014.pdf(2016年7月閲覧)
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