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特集 主治医として診る高血圧診療 臓器障害の評価
脳血管障害の評価
著者: 松村潔1
所属機関: 1九州大学大学院医学研究院病態機能内科学
ページ範囲:P.1768 - P.1770
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●高血圧による臓器障害としての脳病変の画像評価は,一律に実施すべきものではないが,特に高齢者では機会があれば実施しておきたい.
●画像診断としては,CT,MRI,MRアンギオグラフィー(MRA),頸部血管エコーが有用であるが,目的により使い分ける必要がある.
●頭蓋外頸動脈の評価には頸部エコー検査が,頭蓋内病変の精査にはMRI,MRA検査による情報が多い.
●高血圧による臓器障害としての脳病変の画像評価は,一律に実施すべきものではないが,特に高齢者では機会があれば実施しておきたい.
●画像診断としては,CT,MRI,MRアンギオグラフィー(MRA),頸部血管エコーが有用であるが,目的により使い分ける必要がある.
●頭蓋外頸動脈の評価には頸部エコー検査が,頭蓋内病変の精査にはMRI,MRA検査による情報が多い.
参考文献
1)日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2014,ライフサイエンス出版,2014
2)日本脳卒中学会脳卒中ガイドライン委員会(編):脳卒中治療ガイドライン2015,協和企画,2015
3)Inaba Y, et al:Carotid plaque, compared with carotid intima-media thickness, more accurately predicts coronary artery disease events;A meta-analysis. Atherosclerosis 220:128-133, 2012
and risk of coronary disease, stroke, and mortality;Collaborative analysis of 32 prospective studies. Lancet 375:1536-1544, 2010
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