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特集 主治医として診る高血圧診療 生活習慣指導
健診データの活用,特定健診
著者: 神保りか1
所属機関: 1東都文京病院総合健診センター
ページ範囲:P.1797 - P.1801
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●健診は高血圧診断および生活習慣病の把握に重要な機会である.
●平成20年度より40歳以上75歳未満の者を対象に,特定健康診査(メタボ健診)・特定保健指導が行われている.
●特定保健指導は体重や血圧など生活習慣病関連データの改善に一定の効果を上げている.
●CAVI,FMDなどの血管機能評価検査が,人間ドックなどの項目に含まれることがあるが,その有用性は確立されておらず,他の検査結果なども総合的に判断し,動脈硬化の評価を行う.
●健診は高血圧診断および生活習慣病の把握に重要な機会である.
●平成20年度より40歳以上75歳未満の者を対象に,特定健康診査(メタボ健診)・特定保健指導が行われている.
●特定保健指導は体重や血圧など生活習慣病関連データの改善に一定の効果を上げている.
●CAVI,FMDなどの血管機能評価検査が,人間ドックなどの項目に含まれることがあるが,その有用性は確立されておらず,他の検査結果なども総合的に判断し,動脈硬化の評価を行う.
参考文献
1)厚生労働省:特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き,平成25年4月
2)厚生労働省:特定健診・保健指導の医療費適正化効果等の検証のためのワーキンググループとりまとめ,平成28年3月
3)厚生労働省:特定健康診査・特定保健指導の在り方に関する検討会.資料3.平成28年5月
4)山科 章,他:循環器病の診断と診療に関するガイドライン(2011-2012年度合同研究班報告),血管機能の非侵襲的評価法に関するガイドライン,2013 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2013_yamashina_h.pdf(2016年7月閲覧)
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