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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻11号

2016年10月発行

文献概要

特集 主治医として診る高血圧診療 ライフステージごとの診療の留意点

在宅診療の留意点

著者: 三寺隆之1 島田潔1

所属機関: 1板橋区役所前診療所

ページ範囲:P.1808 - P.1811

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ポイント
●在宅医療は臨床領域が確立されていないためエビデンスの集積が難しい.
●患者の大部分は複合疾患のため多剤併用となるケースが多く,有害事象の減少や服薬遵守率向上のため,適宜処方内容の見直しが求められる.
●定期的な認知機能評価を行い,患者の服薬管理能力を十分に評価する必要がある.
●多職種の連携によりアドヒアランスの向上が期待できる.

参考文献

1)日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編):高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014),ライフサイエンス出版,2014
2)日本老年医学会,他(編):高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015,pp 2-12,メジカルビュー社,2015
3)Kojima T, et al:High risk of adverse drug reactions in elderly patients taking six or more drugs:Analysis of inpatient database. Geriatr Gerontol Int 12:761-762, 2012
4)Kojima T, et al:Polypharmacy as a risk for fall occurrence in geriatric outpatients. Geriatr Gerontol Int 12:425-430, 2012
5)荒井秀典(編):フレイルハンドブック,ライフ・サイエンス,2016
6)日本老年医学会,他(編):高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015,メジカルビュー社,2015
7)日本老年医学会(編):健康長寿診療ハンドブック,メジカルビュー社,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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