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特集 主治医として診る高血圧診療 ライフステージごとの診療の留意点
妊娠関連高血圧
著者: 三戸麻子12
所属機関: 1国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター母性内科 2国立成育医療研究センター妊娠と薬情報センター
ページ範囲:P.1814 - P.1816
文献購入ページに移動●高血圧合併妊娠はハイリスク妊娠であり,妊娠高血圧症候群発症や早産,低出生体重児などのリスクが高い.そのため,妊娠前からの血圧管理が大切である.
●アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬,アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB),直接的レニン阻害薬(DRI)の妊娠中の使用は禁忌である.
●ACE阻害薬のエナラプリルは母乳中にほとんど分泌されないことが確認されているため,授乳期間中も使用可能である.
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