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文献概要
連載 診断力を上げる 循環器Physical Examinationのコツ・19
拡張型心筋症(DCM)患者の診かた
著者: 山崎直仁1
所属機関: 1高知大学医学部 老年病・循環器内科
ページ範囲:P.1832 - P.1838
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30代男性.会社員.
病歴 出生・発育は問題なく,体育の授業も問題なくできていた.20代半ばより,労作時倦怠感が出現し,心不全の診断で他院に入院.拡張型心筋症(DCM)と診断され,投薬が開始された.最近になり労作時の息切れが増悪し,当院へ紹介入院となった.
30代男性.会社員.
病歴 出生・発育は問題なく,体育の授業も問題なくできていた.20代半ばより,労作時倦怠感が出現し,心不全の診断で他院に入院.拡張型心筋症(DCM)と診断され,投薬が開始された.最近になり労作時の息切れが増悪し,当院へ紹介入院となった.
参考文献
1)福田信夫:心疾患の視診・触診・聴診.心エコー・ドプラ所見との対比による新しい考え方,p 177,医学書院,2002
2)Drazner MH, et al:Relationship between right and left-sided filling pressures in 1000 patients with advanced heart failure. J Heart Lung Transplant 18:1126-1132, 1999
3)Drazner MH, et al:Prognostic importance of elevated jugular venous pressure and a third heart sound in patients with heart failure. N Engl J Med 345:574-581, 2001
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