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文献概要
特集 どうする? メンタルな問題—精神症状に対して内科医ができること
扉
著者: 宮岡等1
所属機関: 1北里大学医学部精神科
ページ範囲:P.1879 - P.1879
文献購入ページに移動 一般の身体科外来受診者のなかに,メンタルな問題を有する患者は少なくない.それが主な症状や問題でなく,身体疾患に合併している場合でも,適切に対応することで心身両面の治療が円滑に進むことが多い.一方,精神疾患の経過中に身体疾患を併発した患者の治療も問題となる.救急車が搬送先探しに苦労する,限られた病院でしか治療を受けられないなど,精神疾患患者の身体合併症問題はなかなか解決の方向に進まない.
本特集は,筆者が身体各科を有する病院(北里大学病院)と比較的規模の大きい精神科外来と病床を有する病院(北里大学東病院)に勤務し,地域連携における紹介・逆紹介に力を入れるなかで,出会うことの多い問題をそのまま取り上げた.基本は「身体科の医師がメンタルな問題に早く気づくにはどうすればよいか」「気づいたら自分で治療するか,精神科医に依頼するか」「依頼する場合どのような説明がよいか」などであるが,何人かの執筆者には特に解決の難しい問題について執筆をお願いすることになった.
本特集は,筆者が身体各科を有する病院(北里大学病院)と比較的規模の大きい精神科外来と病床を有する病院(北里大学東病院)に勤務し,地域連携における紹介・逆紹介に力を入れるなかで,出会うことの多い問題をそのまま取り上げた.基本は「身体科の医師がメンタルな問題に早く気づくにはどうすればよいか」「気づいたら自分で治療するか,精神科医に依頼するか」「依頼する場合どのような説明がよいか」などであるが,何人かの執筆者には特に解決の難しい問題について執筆をお願いすることになった.
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