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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻12号

2016年11月発行

特集 どうする? メンタルな問題—精神症状に対して内科医ができること

診察場面での行動や会話からメンタルな問題を考えた時

食事の量が減っている,著明なやせがある

著者: 和田良久1

所属機関: 1府中みくまり病院精神科

ページ範囲:P.1927 - P.1930

文献概要

ポイント
●食事量減少・著明なやせをきたす疾患は,摂食障害(神経性やせ症)だけではない.
●精神科的疾患の場合,精神病から神経症まで病態水準には幅がある.
●摂食障害(神経性やせ症)患者は治療に対してアンビバレントであるため,治療意欲を高めることが重要である.

参考文献

1)Vandereycken W, Van Humbeeck I:Denial and concealment of eating disorders;A retrospective survey. Eur Eat Disrod Rev 16:109-114, 2008
2)切池信夫:摂食障害─食べない,食べられない,食べたら止まらない(第2版),医学書院,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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