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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻12号

2016年11月発行

文献概要

特集 どうする? メンタルな問題—精神症状に対して内科医ができること 診察場面での行動や会話からメンタルな問題を考えた時

躁状態のようにみえる

著者: 島本啓輔1 稲田健1

所属機関: 1東京女子医科大学医学部精神医学講座

ページ範囲:P.1931 - P.1934

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ポイント
●躁状態には気分の変化と行動の変化があり,内科診療場面では後者で気づかれることが多い.
●躁状態を呈する疾患の多くは双極性障害だが,ほかのさまざまな精神疾患や身体疾患でも躁状態を呈する.
●躁状態を疑った場合はまず身体疾患を除外し,その後,速やかに専門医療機関を受診させる.

参考文献

1)大熊輝雄,他:現代臨床精神医学(改訂第12版),金原出版,2013
2)高橋三郎,他(訳):DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル,医学書院,2014
3)内海 健:双極Ⅱ型障害という病─改訂版 うつ病新時代,勉誠出版,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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