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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻12号

2016年11月発行

文献概要

特集 どうする? メンタルな問題—精神症状に対して内科医ができること 診察場面での行動や会話からメンタルな問題を考えた時

眠れない

著者: 三島和夫1

所属機関: 1国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神生理研究部

ページ範囲:P.1945 - P.1949

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ポイント
●「眠れない=不眠症」ではない.睡眠障害を鑑別し,原因に応じた治療を選択する.
●不眠恐怖,就床恐怖が不眠を悪化させる.悪循環を断ち切るため睡眠習慣指導を行う.
●薬物療法の基本原則は,①適正な薬剤選択と用量設定,②安全性の担保,③出口を見据えた治療ビジョンの3点である.
●常用量での睡眠薬が奏功しないときは深追いせず,専門医(睡眠医療,精神科,心療内科)に紹介する.

参考文献

1)田ヶ谷浩邦,清水徹男:一般医療機関における睡眠障害スクリーニングガイドライン.睡眠医療2:267-270, 2008
2)睡眠薬の適正使用及び減量・中止のための診療ガイドラインに関する研究班(編):睡眠薬の適正使用・休薬ガイドライン,じほう,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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