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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻12号

2016年11月発行

文献概要

特集 どうする? メンタルな問題—精神症状に対して内科医ができること 診察場面での行動や会話からメンタルな問題を考えた時

コミュニケーションが成り立ちにくい

著者: 平島奈津子1

所属機関: 1国際医療福祉大学三田病院精神科

ページ範囲:P.1956 - P.1958

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ポイント
●コミュニケーションが成り立ちにくい場合は,まず,そのアセスメントが必要である.
●人は不安に圧倒されると,他人の話や書類の内容などが頭に入らず,混乱することがある.
●診断告知や治療方針は,患者の反応を確認しながら何度かに分けて説明したり,家族同席で実施したりする.
●精神科受診に抵抗を示す場合は無理強いせず,家族の協力を仰いだり,精神科医に相談したりしていく.

参考文献

1)Herpertz SC, et al:World Federation of Societies of Biological Psychiatry(WFSBP)guidelines for biological treatment of personality disorders. World J Biol Psychiatry 8:212-244, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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