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連載 診断力を上げる 循環器Physical Examinationのコツ・20
肺高血圧症(PH)患者の診かた
著者: 山崎直仁1
所属機関: 1高知大学医学部 老年病・循環器内科
ページ範囲:P.2036 - P.2043
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40代女性.無職.
病歴 20代で全身性エリテマトーデス(SLE)を発症し,膠原病内科でステロイド治療が開始された.30代で肺高血圧症(PH)を指摘,SLEによる肺高血圧症と診断された.免疫抑制剤により治療されたが肺高血圧は改善せず,エポプロステノール製剤の持続静注,エンドセリン受容体拮抗薬,ホスホジエステラーゼ(PDE)5阻害薬が順次追加された.最近になり労作時の呼吸困難感が増悪したために入院となった.
40代女性.無職.
病歴 20代で全身性エリテマトーデス(SLE)を発症し,膠原病内科でステロイド治療が開始された.30代で肺高血圧症(PH)を指摘,SLEによる肺高血圧症と診断された.免疫抑制剤により治療されたが肺高血圧は改善せず,エポプロステノール製剤の持続静注,エンドセリン受容体拮抗薬,ホスホジエステラーゼ(PDE)5阻害薬が順次追加された.最近になり労作時の呼吸困難感が増悪したために入院となった.
参考文献
1)循環器病の診断と治療に関するガイドライン.肺高血圧症治療ガイドライン(2012年改訂版) http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2012_
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