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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻12号

2016年11月発行

文献概要

連載 診断力を上げる 循環器Physical Examinationのコツ・20

肺高血圧症(PH)患者の診かた

著者: 山崎直仁1

所属機関: 1高知大学医学部 老年病・循環器内科

ページ範囲:P.2036 - P.2043

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症例
40代女性.無職.
病歴 20代で全身性エリテマトーデス(SLE)を発症し,膠原病内科でステロイド治療が開始された.30代で肺高血圧症(PH)を指摘,SLEによる肺高血圧症と診断された.免疫抑制剤により治療されたが肺高血圧は改善せず,エポプロステノール製剤の持続静注,エンドセリン受容体拮抗薬,ホスホジエステラーゼ(PDE)5阻害薬が順次追加された.最近になり労作時の呼吸困難感が増悪したために入院となった.

参考文献

1)循環器病の診断と治療に関するガイドライン.肺高血圧症治療ガイドライン(2012年改訂版) http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2012_

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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