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特集 内分泌疾患を診きわめる 副甲状腺疾患 ホルモン過剰症
原発性副甲状腺機能亢進症
著者: 福本誠二1
所属機関: 1徳島大学先端酵素学研究所藤井節郎記念医科学センター
ページ範囲:P.2184 - P.2186
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●原発性副甲状腺機能亢進症は,過剰なPTH作用による高Ca血症が主に問題となる疾患である.
●大部分の本症患者は,高Ca血症と高PTH血症により診断される.
●本症治療の第一選択は手術である.手術不能例などに対しては,Ca感知受容体作動薬が使用可能となった.
●原発性副甲状腺機能亢進症は,過剰なPTH作用による高Ca血症が主に問題となる疾患である.
●大部分の本症患者は,高Ca血症と高PTH血症により診断される.
●本症治療の第一選択は手術である.手術不能例などに対しては,Ca感知受容体作動薬が使用可能となった.
参考文献
1)Bilezikian JP, et al:Primary hyperparathyroidism. Nat Rev Dis Primers 2:16033, 2016
2)Marx SJ, et al:The hypocalciuric or benign variant of familial hypercalcemia;Clinical and biochemical features in fifteen kindreds. Medicine 60:397-412, 1981
3)Bilezikian JP, et al:Guidelines for the management of asymptomatic primary hyperparathyroidism;Summary statement from the fourth international workshop. J Clin Endocrinol Metab 99:3561-3569, 2014
4)Nesbit MA, et al:Mutations affecting G-protein subunit α11 in hypercalcemia and hypocalcemia. N Engl J Med 368:2476-2486, 2013
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