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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻13号

2016年12月発行

文献概要

特集 内分泌疾患を診きわめる 副腎疾患 ホルモン過剰症 【副腎皮質機能亢進症】

原発性アルドステロン症—特発性アルドステロン症を含む

著者: 馬越洋宜1 田上哲也1

所属機関: 1京都医療センター内分泌・代謝内科

ページ範囲:P.2203 - P.2207

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ポイント
●スクリーニング検査は,原発性アルドステロン症の高リスク例に優先して行う.
●1種類以上の機能確認検査の陽性をもって,原発性アルドステロン症と診断する.
●副腎静脈サンプリングは実施経験の豊富な施設で行う.
●患者が手術を希望しない場合の病型診断は不要である.

参考文献

1)Käyser SC, et al:Study heterogeneity and estimation of prevalence of primary aldosteronism;A systematic review and meta-regression analysis. J Clin Endocrinol Metab 101:2826-2835, 2016
2)Fernandes-Rosa FL, et al:Genetic spectrum and clinical correlates of somatic mutations in aldosterone-producing adenoma. Hypertension 64:354-361, 2014
3)原発性アルドステロン症ガイドライン実施の実態調査と普及に向けた標準化に関する検討委員会:わが国の原発性アルドステロン症の診療に関するコンセンサスステートメント,日本内分泌学会,2016 http://square.umin.ac.jp/endocrine/check/rinsho_juyo/pdf/PrimaryAldosteronism.pdf(2016年9月閲覧,現在記載されているURLはテスト版のサンプル時のものです)
4)Nanba K, et al:Shortened saline infusion test for subtype prediction in primary aldosteronism. Endocrine 50:802-806, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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