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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻13号

2016年12月発行

文献概要

特集 内分泌疾患を診きわめる 内分泌性○○病(症)の見つけ方

内分泌性糖尿病

著者: 吉本貴宣1 小川佳宏1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院糖尿病・内分泌・代謝内科

ページ範囲:P.2219 - P.2222

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ポイント
●糖尿病の背景となる内分泌疾患を適切に診断・治療することで,糖代謝異常の改善を含めたトータルの心血管リスク因子管理が可能となる.
●Cushing症候群と先端巨大症は,特徴的な症候・身体所見を見逃さないことが重要である.
●副腎偶発腫を伴う糖尿病患者では,副腎皮質・髄質系の内分泌スクリーニング検査を施行する.

参考文献

1)Catargi B, et al:Occult Cushing's syndrome in type-2 diabetes. J Clin Endocrinol Metab 88:5808-5813, 2003
2)平田結喜緒:Cushing症候群─診断と治療の進歩.日内会誌92:359-366, 2003
3)上芝 元,他:副腎偶発腫瘍の全国調査─診断・治療指針の作成.厚生労働科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業 副腎ホルモン産生異常に関する調査研究 平成17年度総括・分担研究報告書,113-118, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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