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連載 診断力を上げる 循環器Physical Examinationのコツ・21
収縮性心膜炎(CP),心タンポナーデの診かた
著者: 山崎直仁1
所属機関: 1高知大学医学部 老年病・循環器内科
ページ範囲:P.2264 - P.2270
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70代女性.無職.
病歴 以前から永続性心房細動があり,近医でワルファリンが投与されていた.約1年前から両下腿の浮腫が出現するようになり利尿薬が開始されたが,浮腫は増悪し,胸腹水の出現も認めるようになった.収縮性心膜炎が疑われ,手術目的に入院となった.
70代女性.無職.
病歴 以前から永続性心房細動があり,近医でワルファリンが投与されていた.約1年前から両下腿の浮腫が出現するようになり利尿薬が開始されたが,浮腫は増悪し,胸腹水の出現も認めるようになった.収縮性心膜炎が疑われ,手術目的に入院となった.
参考文献
1)McGee S:Evidence-based physical diagnosis, 3rd ed, pp400-404, Saunders, Philadelphia, 2012
2)吉川純一:循環器フィジカル・イグザミネーションの実際,pp220-225,文光堂,2005
3)福田信夫:心疾患の視診・触診・聴診.心エコー・ドプラ所見との対比による新しい考え方,pp156-159,医学書院,2002
4)Stanford Medicine 25 http://stanfordmedicine25.stanford.edu/the25/bppp.html(2016年9月閲覧)
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