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特集 脳卒中はこう診る—新ガイドラインで何が変わったか 脳卒中の診断
脳卒中の画像診断
著者: 平野照之1
所属機関: 1杏林大学医学部脳卒中医学教室
ページ範囲:P.250 - P.254
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●脳卒中急性期の病型診断(脳出血,くも膜下出血,脳梗塞)に,画像検査は必須である.
●CTは出血性病変の検出に優れ,一般に急性期での第一選択とされる.
●MRIでは一度に多くの情報(虚血組織傷害,閉塞血管,微小出血など)が得られる.
●頸部血管エコーは,狭窄性病変の評価と大動脈解離の検出に用いられる.
●脳卒中急性期の病型診断(脳出血,くも膜下出血,脳梗塞)に,画像検査は必須である.
●CTは出血性病変の検出に優れ,一般に急性期での第一選択とされる.
●MRIでは一度に多くの情報(虚血組織傷害,閉塞血管,微小出血など)が得られる.
●頸部血管エコーは,狭窄性病変の評価と大動脈解離の検出に用いられる.
参考文献
1)日本脳卒中学会脳卒中医療向上・社会保険委員会rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法指針改訂部会:rt-PA(アルテプラーゼ)静注療法適正治療指針第二版.脳卒中34:443-480, 2012
2)ASIST Japan:CT&DWI初期虚血変化読影トレーニング http://asist.umin.jp/training/
3)MELT-Japan:Early CT signs判読トレーニング http://melt.umin.ac.jp/MELT_WEB_SWFObj_Final/
4)ASIST-Japan実践ガイドライン策定委員会:MRI拡散強調画像.ASIST-Japan実践ガイドライン策定委員会(編):急性期脳梗塞画像診断実践ガイドライン2007, pp7-11,南江堂,2007
-weighted 3 tesla MRI in acute stroke patients. Cerebrovasc Dis 26:367-375, 2008
6)Yang CY, et al:Multiphase CT angiography versus single-phase CT angiography;Comparison of image quality and radiation dose. Am J Neuroradiol 29:1288-1295, 2008
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