icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina53巻2号

2016年02月発行

文献概要

特集 脳卒中はこう診る—新ガイドラインで何が変わったか 脳卒中の診断

救急外来における脳卒中チームの診断治療体制

著者: 立石洋平1 辻野彰1

所属機関: 1長崎大学病院脳神経内科

ページ範囲:P.266 - P.269

文献購入ページに移動
ポイント
●脳血管障害の治療は,発症から治療開始までの時間を短縮することが重要である.
●来院から治療開始までの時間短縮のために,脳神経外科,放射線科,看護師と協力しなければならない.
●救急外来で治療を急ぐことは,予後に悪影響を及ぼす可能性は低く,むしろ改善させる可能性がある.

参考文献

1)Saver JL, et al:Time to treatment with intravenous tissue plasminogen activator and outcome from acute ischemic stroke. JAMA 309:2480-2488, 2013
2)Grotta JC, Hacke W:Stroke Neurologist's Perspective on the New Endovascular Trials. Stroke 46:1447-1452, 2015
3)堀田ほづみ,他:救急外来看護師がrt-PA静注療法を主導することにより来院─治療開始時間が短縮する.第40回日本脳卒中学会総会,2015
4)Fonarow GC, et al:Door-to-needle times for tissue plasminogen activator administration and clinical outcomes in acute ischemic stroke before and after a quality improvement initiative. JAMA 311:1632-1640, 2014
5)Alberts MJ, et al:Recommendations for comprehensive stroke centers;A consensus statement from the Brain Attack Coalition. Stroke 36:1597-1616, 2005
6)Ramirez L et al:Vascular Neurologists as Directors of Stroke Centers in the United States. Stroke 46:2654-2656, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら