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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻3号

2016年03月発行

特集 内科医がになう骨粗鬆症—診療と生活指導の最新情報

骨粗鬆症の薬物治療

ビスホスホネート薬

著者: 目貫邦隆1 酒井昭典1

所属機関: 1産業医科大学整形外科

ページ範囲:P.500 - P.502

文献概要

ポイント
●ビスホスホネート(BP)薬は,現在の骨粗鬆症治療の第一選択薬に位置する薬剤で,骨折予防や骨密度増加効果に関して高いエビデンスをもつ.
●BP薬の長期投与では,顎骨壊死や非定型大腿骨骨折の発生に注意が必要である.
●副作用のリスクを十分に上回る骨折抑制効果のある薬剤であり,投与期間や前駆症状などに注意し,適切に投与することが重要である.

参考文献

1)折茂 肇,他:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版,ライフサイエンス出版,2015
2)米田俊之,他:ビスフォスフォネート関連顎骨壊死に対するポジションペーパー(改訂追補2012年版),2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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