文献詳細
特集 内科医がになう骨粗鬆症—診療と生活指導の最新情報
骨粗鬆症の薬物治療
文献概要
ポイント
●ビスホスホネート(BP)薬は,現在の骨粗鬆症治療の第一選択薬に位置する薬剤で,骨折予防や骨密度増加効果に関して高いエビデンスをもつ.
●BP薬の長期投与では,顎骨壊死や非定型大腿骨骨折の発生に注意が必要である.
●副作用のリスクを十分に上回る骨折抑制効果のある薬剤であり,投与期間や前駆症状などに注意し,適切に投与することが重要である.
●ビスホスホネート(BP)薬は,現在の骨粗鬆症治療の第一選択薬に位置する薬剤で,骨折予防や骨密度増加効果に関して高いエビデンスをもつ.
●BP薬の長期投与では,顎骨壊死や非定型大腿骨骨折の発生に注意が必要である.
●副作用のリスクを十分に上回る骨折抑制効果のある薬剤であり,投与期間や前駆症状などに注意し,適切に投与することが重要である.
参考文献
1)折茂 肇,他:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版,ライフサイエンス出版,2015
2)米田俊之,他:ビスフォスフォネート関連顎骨壊死に対するポジションペーパー(改訂追補2012年版),2012
掲載誌情報