icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina53巻3号

2016年03月発行

文献概要

特集 内科医がになう骨粗鬆症—診療と生活指導の最新情報 骨粗鬆症の薬物治療

テリパラチド

著者: 岡田洋右1

所属機関: 1産業医科大学医学部第1内科学講座

ページ範囲:P.518 - P.520

文献購入ページに移動
ポイント
●PTH注射製剤は,骨粗鬆症治療薬のなかで唯一の骨形成促進薬である.
●PTH注射製剤は,連日注射投与と週1回注射投与の2種類がある.
●PTHの投与期間は最大で,連日注射製剤は24カ月,週1回注射製剤は18カ月までである.
●ほかの骨粗鬆症治療薬での骨折例や高齢の多発骨折例などの高リスク患者が投与対象症例である.

参考文献

1)Neer RM, et al:Effect of parathyroid hormone(1-34)on fractures and bone mineral density in postmenopausal women with osteoporosis. N Engl J Med 344:1434-1441, 2001
2)Nakamura T, et al:Randomized Teriparatide [human parathyroid hormone(PTH)1-34] Once-Weekly Efficacy Research(TOWER)trial for examining the reduction in new vertebral fractures in subjects with primary osteoporosis and high fracture risk. J Clin Endocrinol Metab 97:3097-3106, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら