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文献詳細

雑誌文献

medicina53巻3号

2016年03月発行

特集 内科医がになう骨粗鬆症—診療と生活指導の最新情報

骨粗鬆症リエゾンサービスと骨粗鬆症学会認定医制度

骨粗鬆症リエゾンサービスと再骨折予防

著者: 池田聡1

所属機関: 1健愛記念病院整形外科

ページ範囲:P.522 - P.525

文献概要

ポイント
●骨粗鬆症リエゾンサービスの目的は,骨粗鬆症治療の「治療率」と「治療継続率」の向上である.
●そのためには「地域・社会」,「病院」,「診療所」の連携を通じた地域での骨粗鬆症ネットワークの構築が重要である.
●骨粗鬆症リエゾンサービスは骨折の一次・二次予防を目標にしている.
●高齢者を扱う内科医にとって,(再)骨折予防としての骨粗鬆症の評価と治療は決して無視できない.

参考文献

1)日本骨粗鬆症学会/財団法人日本骨粗鬆症財団:骨粗鬆症の治療(薬物療法)に関するガイドライン2002年度改訂版.Osteoporo Jpn 10:637-697, 2002
2)Hagino H, et al:The risk of a second hip fracture in patients after their first hip fracture. Calcif Tissue Int 90:14-21, 2012
3)Solomon DH, et al:Compliance with osteoporosis medications. Arch Intern Med 165:2414-2419, 2005
4)骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版,pp20-21,ライフサイエンス出版,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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