medicina53巻4号

2016年04月発行

増刊号 内科診断の道しるべ—その症候、どう診る どう考える

頭頸部

咽頭痛

著者： 岸本曜¹ 大森孝一¹

所属機関： ¹京都大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科

ページ範囲：P.196 - P.200

文献概要

チェックリスト
□咽頭，喉頭に異常はないか．
□開口障害はないか．
□嚥下障害はないか．
□気道は保たれているか．
□バイタルサインに異常はないか．

参考文献

1）林　泰弘：3咽頭．荒牧　元（編）：CLIENT21─21世紀耳鼻咽喉科領域の臨床 口腔・咽頭，pp 19-25，中山書店，2001

2）関谷　透，木戸利成：〔消炎・鎮痛剤の臨床〕耳鼻咽喉科 耳鼻咽喉・頭頸部領域．臨と研65：3788-3794, 1988

3）大森孝一：咽頭部痛．花岡一雄，他（編）：痛みのマネジメントupdate─基礎知識から緩和ケアまで，pp 256-257，日本医師会，2014

4）Matsusue Y, et al：Impalement injuries of the oral cavity in children. J Oral Maxillofac Surg 69：e147-151, 2011

5）白崎　隆，松原　篤：咽頭・喉頭の異物．ENTONI 96：49-53, 2008

6）嘉数光雄，神谷義雅：咽後膿瘍，化膿性脊椎炎により四肢麻痺を呈した1症例．口腔・咽頭科23：189-194, 2010

7）髙木英朗，堀口利之：急性喉頭蓋炎の疫学．ENTONI 40：1-6, 2004

8）加藤達夫：再興感染症ジフテリア．ENTONI 24：24-29, 2003

9）荒牧　元：新興感染症AIDS, HIV. ENTONI 24：13-16, 2003