medicina53巻4号

2016年04月発行

増刊号 内科診断の道しるべ—その症候、どう診る どう考える

胸部

呼吸困難

著者： 池田聡司¹ 古賀聖士¹ 前村浩二¹

所属機関： ¹長崎大学病院循環器内科

ページ範囲：P.240 - P.246

文献概要

チェックリスト
□バイタルサインに問題はないか（意識レベル，血圧，脈拍数，SpO₂，呼吸数/状態など）．
□急性な発症か，慢性的に緩徐に発症か．
□胸痛などの随伴症状はないか．
□喘鳴を伴っているか，呼吸音は聴取できるか．
□異物誤飲などのエピソードはないか．

参考文献

1）日本緩和医療学会，緩和医療ガイドライン作成委員会（編）：がん患者の呼吸器症状の緩和に関するガイドライン2011年版，pp 14-16，金原出版，2011

2）河野　茂，早田　宏（編）：レジデントのための呼吸器診療マニュアル（第1版），pp 139-145，医学書院，2008

3）河野　茂，早田　宏（編）：レジデントのための呼吸器診療マニュアル（第2版），pp 118-125，医学書院，2014

4）日本循環器学会，他：急性心不全治療ガイドライン（2011年改訂版）．（http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_izumi_h.pdf）（2015年9月閲覧）

5）Konstantinides SV, et al：2014 ESC guidelines on the diagnosis and management of acute pulmonary embolism. Eur Heart J 35：3033-3069, 2014

6）日本循環器学会，他：肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断，治療，予防に関するガイドライン（2009年改訂版）．（http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_andoh_h.pdf）（2015年7月閲覧）