文献詳細
文献概要
増刊号 内科診断の道しるべ—その症候、どう診る どう考える 腹部
下痢
著者: 桜庭彰人1 久松理一1
所属機関: 1杏林大学医学部第三内科学
ページ範囲:P.300 - P.304
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□原因検索の前に,可及的に補正が必要な脱水や電解質異常がないか.
□症状所見から病態生理を推定する.
□経過が急性か,慢性か.
□集団発生している際は,原因が特定できていなくても保健所に相談する.
□全身性疾患に伴う下痢の場合もあるため,消化器以外の症状所見も確認する.
□原因検索の前に,可及的に補正が必要な脱水や電解質異常がないか.
□症状所見から病態生理を推定する.
□経過が急性か,慢性か.
□集団発生している際は,原因が特定できていなくても保健所に相談する.
□全身性疾患に伴う下痢の場合もあるため,消化器以外の症状所見も確認する.
参考文献
1)五十嵐隆(編):溶血性尿毒症症候群の診断・治療ガイドライン,東京医学社,2014
2)Bauer TM, et al:Derivation and validation of guidelines for stool cultures for enteropathogenic bacteria other than Clostridium difficile in hospitalized adults. JAMA 285:313-319, 2001
3)桜庭彰人,他:下痢症へのアプローチ下痢症に対する食事療法・生活指導.Medicina 49:249-251, 2012
4)Dryden MS, et al:Empirical treatment of severe acute community-acquired gastroenteritis with ciprofloxacin. Clin Infect Dis 22:1019-1025, 1996
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