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増刊号 内科診断の道しるべ—その症候、どう診る どう考える 腹部
腹部膨隆
著者: 福島豊実1 安藤稔1 水間美宏1
所属機関: 1神戸アドベンチスト病院消化器内科
ページ範囲:P.316 - P.321
文献購入ページに移動□腹痛,嘔吐はなくバイタルは安定しているか.
□急性か慢性か.
□全体的な腹部膨隆か,局所的な腹部膨隆か.
□見逃してはいけない疾患(腸閉塞,腸管捻転,腸重積,中毒性巨大結腸症,腹部大動脈瘤解離,付属器(卵巣・卵管)の捻転)の除外.
□6つのFを念頭に診察:肥満(Fat),悪性腫瘍(Fatal tumor),腸内ガス・鼓張(Flatus),腹水(Fluid),宿便(Feces),胎児(Fetus).
□腹水の場合,肝疾患,心疾患,腎疾患,悪性腫瘍や感染はないか.
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