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特集 内科救急サバイバルブック—院内救急&地域でのマネジメント 症候別 内科救急マネジメント
胸痛
著者: 高橋文彦1 後藤全英1
所属機関: 1留萌市立病院循環器内科
ページ範囲:P.776 - P.779
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●胸痛患者で緊急治療を必要とする4大疾患は,急性心筋梗塞,自然気胸,大動脈解離,肺血栓塞栓症である.
●急性心筋梗塞(急性冠症候群)は頻度が高く,かつ見逃してはいけない疾患である.
●典型的な症状や心電図所見を示さない急性心筋梗塞(急性冠症候群)患者も少なくない.
●地方の中小病院では,救急搬送の適応も含め後方病院との連携が重要である.
●胸痛患者で緊急治療を必要とする4大疾患は,急性心筋梗塞,自然気胸,大動脈解離,肺血栓塞栓症である.
●急性心筋梗塞(急性冠症候群)は頻度が高く,かつ見逃してはいけない疾患である.
●典型的な症状や心電図所見を示さない急性心筋梗塞(急性冠症候群)患者も少なくない.
●地方の中小病院では,救急搬送の適応も含め後方病院との連携が重要である.
参考文献
1)Stern S, et al(著),竹本 毅(訳):胸痛の原因をどのように調べていくか.考える技術─臨床的思考を分析する(第2版),pp 169-192,日経BP社,2011
2)野口善令,福原俊一:誰も教えてくれなかった診断学─患者の言葉から診断仮説をどう作るか,医学書院,2008
3)循環器病の診断と治療に関するガイドライン2012年度合同研究班:ST上昇型急性心筋梗塞の診療に関するガイドライン(2013年改訂版),pp 17-18,2013 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2013_kimura_h.pdf
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