icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina53巻6号

2016年05月発行

文献概要

特集 内科救急サバイバルブック—院内救急&地域でのマネジメント 症候別 内科救急マネジメント

けいれん

著者: 大阿久達郎1

所属機関: 1京丹後市立久美浜病院内科

ページ範囲:P.798 - P.801

文献購入ページに移動
ポイント
●けいれんをみたら,まずは気道(A)・呼吸(B)・循環(C)の評価を行う.
●「けいれん=てんかん」ではない.予後の悪い急性症候性発作でないかを検討する.
●原因検索と同時に,抗けいれん薬による治療を迅速に行う.投与量に制限のある薬剤が多いので注意が必要である.
●予防の必要な症例かを検討し,さらに部分発作なのか全般発作なのかを鑑別したうえで薬剤を決定する.

参考文献

1)日本神経学会(監),「てんかん治療ガイドライン」作成委員会(編):てんかん治療ガイドライン2010,医学書院,2010
2)日本神経治療学会 治療指針作成委員会(編):標準的神経治療;高齢発症てんかん,日本神経治療学会,2012 https://www.jsnt.gr.jp/guideline/img/ktenkan.pdf
1)松本 学(編):救急で出会うけいれん・てんかんにどう対応する? レジデントノート17,羊土社,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?