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特集 内科救急サバイバルブック—院内救急&地域でのマネジメント 症候別 内科救急マネジメント
けいれん
著者: 大阿久達郎1
所属機関: 1京丹後市立久美浜病院内科
ページ範囲:P.798 - P.801
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●けいれんをみたら,まずは気道(A)・呼吸(B)・循環(C)の評価を行う.
●「けいれん=てんかん」ではない.予後の悪い急性症候性発作でないかを検討する.
●原因検索と同時に,抗けいれん薬による治療を迅速に行う.投与量に制限のある薬剤が多いので注意が必要である.
●予防の必要な症例かを検討し,さらに部分発作なのか全般発作なのかを鑑別したうえで薬剤を決定する.
●けいれんをみたら,まずは気道(A)・呼吸(B)・循環(C)の評価を行う.
●「けいれん=てんかん」ではない.予後の悪い急性症候性発作でないかを検討する.
●原因検索と同時に,抗けいれん薬による治療を迅速に行う.投与量に制限のある薬剤が多いので注意が必要である.
●予防の必要な症例かを検討し,さらに部分発作なのか全般発作なのかを鑑別したうえで薬剤を決定する.
参考文献
1)日本神経学会(監),「てんかん治療ガイドライン」作成委員会(編):てんかん治療ガイドライン2010,医学書院,2010
2)日本神経治療学会 治療指針作成委員会(編):標準的神経治療;高齢発症てんかん,日本神経治療学会,2012 https://www.jsnt.gr.jp/guideline/img/ktenkan.pdf
1)松本 学(編):救急で出会うけいれん・てんかんにどう対応する? レジデントノート17,羊土社,2015
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